2020.7.1

絵画や絵画史を心からリスペクトしている。同時に、そんなものどうだっていいと感じる自分が何処かに居る。例えば、絵の具を塗り、深いイリュージョン性や画面の広がり、激しい動きを感じとると私は怖くなる。絵は奥行きであると同時に存在そのものであってほしい。
限られていながら、特別で、強く存在し、どことなく大らかで中立的なもの。
そういうものを作りたいと思っている。